単利・複利比較計算機の使い方
- 元本に、最初に一度だけ預け入れる金額を入力します。0も入力できます。
- 年利に、1年あたり何パーセント増えるとみなすかを入力します。年5%なら5です。マイナスの値も入力できます。
- 運用期間に、そのまま置いておく年数を整数で入力します。0年から100年まで入力できます。
- 計算するを選ぶと、単利の最終金額と複利の最終金額、単利の利息、複利の利息、差額がまとめて表示されます。
- 下の年ごとの比較で、1年ごとに2つの金額がどれだけ離れていくのかを確認します。
- 入力例をリセットを選ぶと、ページを開いたときの例の値に戻ります。
3つの値は単利にも複利にも同じようにあてはめられます。 方法ごとに違う年利を入力することはできません。同じ条件で計算のしかただけが変わったときに結果がどれだけ変わるのかを見ることが、 このページの目的だからです。
入力に間違いがあるときは計算せず、どの欄をどう直せばよいかを日本語でお伝えし、 前回の正しい計算結果はそのまま残します。空欄をこっそり0として扱うことはありません。
この計算機は途中でお金を足す場合を扱いません。 毎月または毎年こつこつ積み立てる計画は 積立複利計算機 のほうが合っています。
単利と複利は「増え方の積み上げかた」が違う
この2つは、同じ年利でも利息のつく相手が違います。 どちらが良い悪いという話ではなく、積み上げかたが違うということです。
- 単利は、利息がいつでも最初の元本にだけつきます。 すでに受け取った利息は、次の年の計算に入りません。 そのため1年ごとに動く金額は毎年ちょうど同じ大きさになります。 年利がプラスなら毎年同じ利息だけ増え、年利がマイナスなら同じ単利の関係のまま毎年同じだけ減ります。
- 複利は1年に1回(年複利)利息がつき、 ついた利息も次の年の計算の土台になります。 そのため1年ごとに動く金額は年ごとに変わります。
この計算機は1年に1回利息がつく年複利だけを扱います。 月ごとに利息がつく場合は 月複利計算機 のほうが目的に合っています。
この計算機がしているのは、入力した条件をそのまま延長したときの数学的な比較です。 どちらの方法が有利かは、実際には税金・手数料・商品ごとのルール・受け取った利息を本当に同じ条件で 再び運用できるかどうかによって変わります。それらはこの計算機に一切入っていません。
結果の読み方
- 単利の最終金額:利息が最初の元本にだけついた場合の、最終年の金額です。
- 複利の最終金額:ついた利息にも次の年の利息がついた場合の、最終年の金額です。
- 単利の利息:単利の最終金額から元本を引いた金額です。
- 複利の利息:複利の最終金額から元本を引いた金額です。
- 差額:複利の利息から単利の利息を引いた金額です。最終金額どうしの差と同じ値になります。
- 年ごとの比較:0年目(開始時点)から最終年まで、1年も飛ばさずに3つの数値を並べた表です。
途中の計算では丸めを行いません。丸めるのは画面に表示する金額だけなので、 画面の数値を手で計算し直すと末尾の桁が少しずれることがあります。 年ごとの表の各行も、前の行の結果を積み重ねるのではなくその年の式で直接求めているため、 どの行から読んでも値が変わりません。
計算例で確かめる
ページを開いたときに計算機に入っている値と同じです。どの金額も架空の例で、 実在する商品の利回りでも相場の予測でもありません。
- 元本1,000,000円、年利5%、運用期間10年
- 単利の最終金額:1,500,000円(増えた金額は毎年ちょうど50,000円)
- 複利の最終金額:1,628,895円(表示のために丸めた金額です)
- 単利の利息:500,000円
- 複利の利息:628,895円
- 差額:128,895円
同じ条件でも、利息のつく相手が違うだけでこれだけ結果が変わります。 年ごとの比較の表を見ると、最初の1年目は2つの金額がまったく同じで、 2年目から少しずつ離れていくことが分かります。
0円・0%・0年のときの動き
- 元本が0円のときは、単利の最終金額も複利の最終金額も0円で、 利息も差額もすべて0円です。年ごとの比較の表もすべて0円の行になります。
- 年利が0%のときは、単利の最終金額と複利の最終金額がどちらも元本と同じ金額になり、利息も差額も0円です。 増える計算がないため、2つの方法に違いが出ません。
- 運用期間が0年のときは、開始時点しかないので最終金額はどちらも元本と同じ金額、利息も差額も0円です。 年ごとの比較の表は0年目の1行だけになります。
- 運用期間が1年のときも、単利と複利の結果は同じ金額になります。 複利は「ついた利息にさらに利息がつく」計算なので、2年目から違いが現れるためです。
- 欄を空にしたまま計算すると、その欄は数値として読めないためエラーになります。 入力中の値を勝手に直したり、範囲に合わせて切り詰めたりすることもありません。
年利がマイナスのとき
年利にはマイナスの値も入力できます。このとき「複利のほうが得だ」という感覚とは 違う見え方になるので、数字の意味を取り違えないようご注意ください。
- 元本が0円より多く、運用期間が1年以上のときに年利がマイナスなら、2つの方法とも最終金額は元本より少なくなります。 利息はマイナスのまま表示され、0に丸めたり絶対値に置き換えたりすることはありません。 元本が0円のとき、または運用期間が0年のときは、年利がマイナスでも 最終金額はどちらも元本と同じ金額のままで、利息も差額も0円です。
- このとき差額がプラスでも、利益が出たという意味ではありません。 減り方がどれだけ違うかを表しているだけです。
- 長い期間のマイナスの年利では、単利の最終金額がマイナスになることがあります。たとえば元本1,000,000円・年利−10%なら、10年で単利の最終金額は0円、 15年では−500,000円と表示されます(同じ条件の複利の最終金額は、10年で348,678円、15年で205,891円です)。
- このマイナスは、同じ式をそのまま延長した数学的な結果であって、実際の金融商品の残高がマイナスになるという意味ではありません。値を勝手に0で止めず、式のとおりの数値をそのままお見せしています。
- 年利は−100%より大きい値だけを受け付けます。ちょうど−100%は入力できません。 1年で資産がちょうど0になる値で、それより小さいと比較として意味を持たないためです。
入力できる範囲と精度
- 元本は0以上1,000兆までの数値です。マイナスは入力できません。
- 年利は−100%より大きく500%までの数値です。小数も入力できます。
- 運用期間は0年から100年までの整数です。10.5のような小数は入力できません。
- 範囲を超えた値や空欄は、結果を作り出さずに入力の誤りとしてお伝えします。
- 許容範囲のいちばん大きい組み合わせでも、結果が数値として表せなくなることはありません。 万が一そうなった場合も、切り捨てた値や作り出した結果は表示しません。
- 途中の計算では丸めを行わず、丸めるのは画面表示のときだけです。
前提と注意点
- 年利は期間中ずっと同じであると仮定しています。実際の利回りの変動は反映しません。
- 複利は1年に1回利息がつく年複利です。月ごと・日ごとの計算はしていません。
- 途中でお金を足す場合は扱いません。元本は最初に一度だけ入れる金額です。
- 税金は自動で反映されません。
- 手数料は自動で反映されません。
- 物価上昇は自動で反映されません。
- 商品ごとのルールや、実際に同じ条件で再投資できるかどうかは反映されません。
- 法定の税率・手数料率・相場の数値を推測して当てはめることはありません。
- これらは入力した値に含めた場合にだけ結果へ反映されます。
- 結果は入力した値だけにもとづく参考用の目安です。
- 将来の利益を保証するものではなく、投資助言でもありません。特定の商品をすすめるものでもありません。
- 入力した値はこのブラウザの中だけで計算され、サーバーに送信も保存もされません。
よくある質問
単利と複利は何が違いますか?
利息のつく相手が違います。単利は最初の元本にだけ利息がつくので、1年ごとに動く金額は毎年ちょうど同じです。年利がプラスなら毎年同じ利息だけ増え、年利がマイナスなら同じ単利の関係のまま毎年同じだけ減ります。複利は1年に1回利息がつき、ついた利息にも次の年の利息がつくので、1年ごとに動く金額が年ごとに変わります。この計算機は同じ元本・同じ年利・同じ運用期間を両方にあてはめて、その違いだけを見比べられるようにしています。
この計算機の複利は何回利息がつきますか?
1年に1回つく年複利です。月ごとや日ごとに利息がつく計算は行いません。月ごとに利息がつく場合を見たいときは、月複利計算機のほうが目的に合っています。
差額とはどの金額のことですか?
複利の利息から単利の利息を引いた金額です。複利の最終金額から単利の最終金額を引いた値と同じになります。金額そのものではなく、同じ条件で計算のしかただけを変えたときにどれだけ結果が離れるかを表す値です。
年利を0%にするとどうなりますか?
単利の最終金額も複利の最終金額も元本と同じ金額になり、利息も差額も0円になります。増える計算がないため、2つの方法に違いが出ないからです。
元本を0円にするとどうなりますか?
単利の最終金額も複利の最終金額も0円で、利息も差額もすべて0円です。年ごとの比較の表もすべて0円の行になります。元になるお金がなければ、どちらの計算でも増える金額はありません。
運用期間を0年にするとどうなりますか?
開始時点しかないので、最終金額はどちらも元本と同じ金額、利息も差額も0円です。年ごとの比較の表は0年目の1行だけになります。1年のときも単利と複利の結果は同じ金額で、違いが現れるのは2年目からです。
年利にマイナスの値を入力できますか?
できます。−100%より大きい値なら入力できます。ちょうど−100%は、1年で資産がちょうど0になる値で、それより小さいと比較として意味を持たないため入力できません。元本が0円より多く運用期間が1年以上のときに年利がマイナスなら、2つの方法とも最終金額は元本より少なくなり、利息はマイナスのまま表示されます。元本が0円のとき、または運用期間が0年のときは、年利がマイナスでも最終金額はどちらも元本と同じ金額のままで、利息も差額も0円です。
単利の最終金額がマイナスになりました。おかしいのでしょうか?
長い期間にマイナスの年利をあてはめると起こります。単利は最初の元本に対して同じ大きさの減少を毎年重ねるため、元本1,000,000円・年利−10%なら10年で0円、15年で−500,000円になります。同じ式をそのまま延長した数学的な結果であって、実際の金融商品の残高がマイナスになるという意味ではありません。値を勝手に0で止めず、式のとおりの数値をそのままお見せしています。
年利がマイナスのとき、差額がプラスなら得をしているのですか?
いいえ。元本が0円より多く運用期間が1年以上のときに年利がマイナスなら、2つの方法とも最終金額は元本より少なくなっています。そのときの差額は、減り方がどれだけ違うかを表しているだけで、利益が出たという意味ではありません。金額そのものは単利の最終金額と複利の最終金額でご確認ください。
運用期間に小数を入力できますか?
できません。運用期間は0年から100年までの整数だけを受け付けます。10.5のような値を入力すると、計算せずに入力の誤りとしてお伝えします。
税金や手数料は含まれていますか?
いいえ。この計算機は税率も手数料率も持っておらず、推測して当てはめることもありません。物価上昇や商品ごとのルール、受け取った利息を本当に同じ条件で再び運用できるかどうかも含まれていません。それらを反映した数値を見たい場合は、ご自身で差し引いた金額や調整した年利を入力してください。
表示されている金額を手で計算すると少しずれます。なぜですか?
途中の計算では丸めを行わず、丸めるのは画面に表示する金額だけだからです。年ごとの表の各行も、前の行の結果を積み重ねるのではなくその年の式で直接求めているため、どの行から読んでも値が変わりません。
入力した値は保存されますか?
いいえ。計算はすべてこのブラウザの中で行われ、入力した値がサーバーに送信されたり保存されたりすることはありません。