ローン返済シミュレーターの使い方
- 借り入れる金額を借入金額に円単位で入力します。3,000万円なら30,000,000です。
- 年利に契約する金利をパーセントで入力します。年1.5%なら1.5です。
- 返済期間を月数で入力します。35年なら420か月、30年なら360か月です。
- 計算するを選ぶと、毎月の返済額(目安)、総返済額、利息総額と、全回分の返済予定表が表示されます。
元利均等返済とは
元利均等返済は、毎月支払う金額(元金+利息)が初回から最終回まで同じになる返済方法です。 金額は同じでも、その中の元金と利息の割合は毎月変わっていきます。利息はまだ返していない残高にだけ付くため、 返済が始まったばかりの時期は残高が大きく、支払いの多くが利息に充てられます。返済が進んで残高が減ると 利息の分が小さくなり、その分だけ元金の分が大きくなります。この変化は上の返済予定表で1回ごとに確認できます。 住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなどで広く使われる方式ですが、この計算機は特定の商品に限定されず、 固定金利で毎月同じ額を返すローンであれば同じように試算できます。
計算式と記号の意味
毎月の返済額は次の式で求めます。M = P × i × (1 + i)^n ÷ ((1 + i)^n − 1)
- M:毎月支払う金額(毎月の返済額)
- P:借入金額(元金)
- i:月利。年利を小数に直して12で割った値です。年1.5%なら0.015 ÷ 12 = 0.00125になります。
- n:返済回数の合計(返済期間の月数)
年利が0%のときは、この式の分母が0になって使えません。その場合は利息がないので M = P ÷ n、つまり元金を月数で等分した金額が毎月の返済額になります。
1回ごとの金額は、毎月この順番で計算します。
- その月の利息 = 前回までの残高 × 月利
- その月の元金 = 毎月の返済額 − その月の利息
- 新しい残高 = 前回までの残高 − その月の元金
最終回では、小数の誤差でごくわずかな残高が残ったり残高がマイナスになったりしないように、残っている元金を すべて返す扱いにします。そのため返済予定表の最後の行の残高はちょうど0円になります。
計算例
借入金額3,000万円(30,000,000円)、年利1.5%、返済期間420か月(35年)で計算してみます。 月利は0.015 ÷ 12 = 0.00125です。この条件では毎月の返済額が約91,855円、 420か月分の総返済額が約3,858万円、利息総額が約858万円になります。 正確な金額は上の計算結果でご確認ください。
初回の利息は30,000,000円 × 0.00125 = 37,500円で、返済額からこの利息を引いた約54,355円が 初回に返す元金です。期間の長いローンでは、はじめのうち残高がなかなか減らないのはこのためです。
年利0%の場合も計算できます。1,200,000円を年0%で12か月に分けて返すと、毎月の返済額はちょうど100,000円、 利息総額は0円です。
金融機関の金額と異なることがある理由
この計算機は、入力された値だけを一般的な金融計算の式に当てはめています。実際のローンには次のような要素が 加わるため、金融機関から案内される金額とは数円から数千円以上の差が出ることがあります。
- 金融機関ごとに円未満の端数処理のルールが異なります。
- 実際の利息は返済日と返済日の間の実日数で計算されることが多く、毎月同じ月利を使うこの計算とは差が出ます。
- 保証料、事務手数料、印紙税、抵当権の設定費用などの諸費用は含めていません。
- 変動金利の商品は、金利が見直されるたびに残りの期間の返済額が計算し直されます。
- 据置期間(利息だけを支払う期間)があると元金が減らず、利息総額が増えます。
- ボーナス併用返済や繰上返済を行うと返済額や利息総額が変わります。
- 返済が遅れた場合は、別に定められた遅延損害金の利率が適用されます。
計算の前提と限界
- 入力した年利を12で割った固定の月利を、全期間にそのまま当てはめています。
- 元利均等返済のみに対応しています。元金均等返済や、最終回に一括で返す方式は計算しません。
- 変動金利、ボーナス返済、据置期間、繰上返済、遅延損害金、手数料、税金、実日数による利息計算、金融機関ごとの端数処理は含めていません。
- 途中の計算は四捨五入せず、画面に表示する金額だけを円単位に丸めています。
- 実際に支払う金額は、契約書と金融機関が発行する返済予定表を必ずご確認ください。
- 結果はあくまで目安の試算であり、融資の可否や借入可能額の審査、金融・法務・税務上の助言ではありません。特定のローン商品をおすすめするものでもありません。
- 入力した値はこのブラウザーの中だけで計算され、サーバーに送信・保存されることはありません。
よくある質問
元利均等返済と元金均等返済は何が違いますか?
元利均等返済は毎月の返済額(元金+利息)が最初から最後まで同じで、その内訳だけが変わります。元金均等返済は毎月返す元金が一定なので、返済開始直後の負担が大きく、後になるほど軽くなります。この計算機が扱うのは元利均等返済だけです。
変動金利のローンも計算できますか?
正確には計算できません。この計算機は、入力した年利が完済まで変わらないものとして試算します。変動金利の場合は、現時点の金利でおおよその規模をつかむ目安として使い、金利が見直されたら改めて計算し直してください。
ボーナス返済や繰上返済には対応していますか?
このバージョンでは対応していません。ボーナス併用返済や繰上返済を行うと毎月の返済額や利息総額は変わります。繰上返済には手数料がかかる商品もあります。
毎月の返済額に税金や保険料は含まれますか?
含まれません。元金と利息だけの金額です。固定資産税、火災保険料、団体信用生命保険料、保証料、事務手数料などは別に必要です。
金融機関から案内された金額と違います。
実日数にもとづく利息計算、金融機関ごとの端数処理、保証料や各種手数料が反映されていないため差が出ます。実際に支払う金額は、契約書と金融機関が発行する返済予定表でご確認ください。
入力した金額は保存されますか?
保存されません。計算はお使いのブラウザーの中だけで行われ、入力内容が送信されたり保存されたりすることはありません。
関連する計算機
借りたお金にかかる利息と、運用するお金に付く利益は、同じ複利の考え方を向きを変えて見たものです。返済の負担を確かめたあとに、手元の資金がどう増えるかもあわせて見ておくと計画を立てやすくなります。